研究内容

(1) エンジンに関する研究

・低コスト汎用エンジンコントローラの試作

制御理論を基に、より高度な制御を組み込んだロバスト性の高いエンジンコントローラを開発することを目標として
エンジンコントローラの開発を行っています。
製品として販売されているコントローラでは、制御プログラムの変更ができないため、
独自にコントローラを開発しエンジンの制御を行っています。
写真はエンジン本体及びコントローラです。



・ロータリーエンジン用コントローラの開発

県内の企業と協力し、ロータリーエンジンのコントローラ開発を行っています。
当研究室では主にソフトウェアの開発を担当し、点火系・噴射系の制御を行っており、
エンジンの自立運転を目指しています。
写真は、現在試験を行っているエンジン本体とコントローラ、及び計測装置です。
↓のURLはYOUTUBEの梶谷研究室のチャンネル内にある新エンジンの動画になります。
音楽が流れますのでご注意ください→https://youtu.be/Xv-ATnIoax4/


・負のバルブオーバーラップによるガソリンエンジンの熱効率向上効果

新エネルギー機関の開発は重要だが、直近では従来のガソリンエンジンの
熱効率向上も重要課題である。その方策の一つとして、負のオーバーラップを
適用したHCCI燃焼について検討されているが通常の火花点火燃焼について検証された事例は少ない。
本研究は火花点火燃焼にNVOを適用した燃焼特性について検討を行い、
リーン限界と熱効率を向上させることを狙いとし、研究を行っています。
写真は、現在試験を行っているエンジン本体とコントローラ、及び動力計と卒業生の柳沢翔さんです。


(2) その他の研究

・拮抗二関節筋のモデルの作成および解析に関する研究

私たちは拮抗二関節筋のモデルの作成および解析を行っています。
拮抗二関節筋ときくと馴染みがないかと思われますが、
実は日々の日常で何気なくお世話になっている筋肉なのです。
上腕二頭筋ときくと一度はきいたことはあると思います。このような筋肉も二関節筋なのです。
私たちはこのような筋肉をCADのソフトを使いモデルの作成をし
今後3Dプリンタで作成に取り組んでいきます。